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全日本で感じたこと 3 感動と期待の賢二選手

 

ジャパントップ12で、吉村真晴(野田学園高校2年)が世界選手権
日本代表の張一博にゲームオール・ジュースで勝って決勝に進出
しました。
王者・水谷隼には力が及ばなかったものの評価できる内容でした。
日本チャンピオンになり、世界で勝つことを本気で意識して欲しい。

トップ12
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トップ12の観戦へ行く前に、トレセンで公認コーチ研修会があり
講師としてこられた郭躍華さんの講習を受けてきました。

技術的な講習は、予想通り驚くべきものはありませんでした。
「俺が解説したほうが、よっぽどイイよ」なんて思っていたので
質問もしませんでした。いつもの慢心です・・・

レシーブの講習の中で、琴線に触れることがありました。

「よく切れたショートサービスは回転を利用してレシーブし、
余り切れていないサービスは回転をかけて払うように」

そう言われれば聞いたことがあるけど、すっかり忘れていました。

日本では、切れたサービスは回転に負けないように、しっかり手首
や前腕を使って払うように、と指導する人が多いと思います。

ただし今の若手選手は回転を利用するレシーブを多用しています。

日本では、力には力で対応して、それで上手くいかなかったら
精神力で補い、更に努力で力を付けることを良しとします。

これも大事なことだと思いますが、中国は孫子の兵法など兵法的な
考え方が基盤になっているように感じます。

中国の兵法と思えば、郭躍華さんの講習も見方が変わって面白い
ものとなりました。

郭
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世界大会の代表になった松平賢二選手

誰もが認める努力家で精神力も人間性も素晴らしい選手です。

「あの精神力は神だ」

全日本の会場フロアで賢二選手の試合を観ていたとき
同じように精神力の強さでは定評のある下山選手(協和キリン)
が、叫んでいました。

賢二選手の練習を見ていると感動するくらい、凄い集中力で
動き回ってミスなくパワーのあるドライブを打っています。

天の邪鬼な私は、賢二選手はフットワーク練習が不足している
と思っています。

フットワーク練習の技術的目的は、速く大きく正確に動くこと
です。この点では彼は十分目的を達成しています。

しかし、兵法的に考えると勝つためには最小限の動きで打ち返す
ことが、勝利に近づくことだと思います。

また、私の技術的解釈では、下半身と上半身の分業がフットワーク
練習の目的だとしています。

そうなると賢二選手は、あんなに一所懸命動いて見えるのは無駄が
多く、本当に高いレベルで戦うには厳しい状態にあると思います。

水谷隼は、兵法を知ったフットワークをしていると思います。
必要ないときは余り動かない、必要なときはダイナミックに
動いています。『風林火山』ですね。

私は、松平賢二選手はまだまだ『伸びしろ』が大きい選手だと
思っています。世界チャンピオンの郭躍華さんのように・・・

無駄を無くすことが大事です。
しかし、無駄があるから感動と期待もあるのかもしれません。
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Meiji c.s.c卓球指導者ブログ:[最新10件]  [記事一覧]
投稿日時:2011.02.09 11:05:17 | コメント:1

コメント

質問ですが僕は骨格が元々がに股で、瞬発的な動きが遅いです。
水谷選手などフットワークが早い選手はみんな内股な気がするのですが、それは気のせいですか?

もしそうだとしたら、がに股の選手はどの様な処置をしたらいいんですか?
投稿者:ピンポンマン  2011-03-08 02:46:36

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PROFILE

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Meiji c.s.c ホームページ http://meijicsc.tfn.ne.jp/


平岡 義博
(代表指導者)

明治大学卓球部前監督

初心者からトップクラスの選手まで幅広く指導した経験は豊富です。

国内、海外での指導講習会活動を20年以上行っています。

指導した200名以上の外国選手がオリンピックや世界選手権大会などの世界で活躍しています。

映画「ピンポン」「卓球温泉」では、窪塚洋介、中村獅童、松坂慶子ほか出演者全員の卓球指導者やプレー監修を担当しました。


岡田 とみ(旧姓:大川)
(指導者)

1956年世界選手権東京大会 女子シングルス チャンピオン
調布市在住


岡田 隆
(指導者)

(財)日本体育協会公認スポーツ指導者
調布市卓球連盟顧問
調布市在住